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2008年10月01日

【26冊目】20代のいま、やっておくべきお金のこと/中村芳子(ダイヤモンド社)

20代のいま、やっておくべきお金のこと

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今日は、マネープランの本のご紹介。

本書のメインテーマは

「若い時からお金のことを考えておかないと、人生やりたいことがやれなくなる。次の4つを意識して日々を生きよう」というもの。

●お金から自由になるために、真剣にお金に取り組もう!

●お金を貯めるにもセンスが必要だ!

●貧乏は財産だ。金持ちではない親に感謝しよう!

●フツーの収入で、退職までに1億円貯めよう!


世の中「投資」ブームですが(近頃はまた貯蓄傾向に戻っているという新聞記事もよく見かけますが…)、大切なのはバランスだと思います。

今一度、貯蓄について考えてみても損はないはず。
(投資についても書かれています!)

本書はファイナンシャルプランナーの著者が書いただけあって、貯蓄の技術だけにととまらず、お金に対する考え方にまで踏み込んだ非常に読み甲斐のある一冊です。

タイトルには「20代」と書かれていますが、10代でも30代でも十分に読む価値ありだと思います。

【フォーカス!】

■現金生活のススメ

「お金が貯まらない」「家計が赤字」という人は、クレジットカードのヘビーユーザーであることが多い、と筆者は述べています。

私もかつてはかなりカードを利用していました。

でも今は極力現金主義。

確かにポイントはつくけれど、ポイント狙いで買い物してしまうことも多々ありました(本末転倒!)。

何よりも、すぐに財布や銀行口座からお金が減るわけじゃないからあまりお金を使った実感がわきません。
(個人的には、買い物した瞬間にお金がすぐに口座から引き落とされるデビットカードがおすすめです)

カードでの支払いもきっちり管理し、意識して消費をコントロールできる人はガンガン使用しても問題ないと思いますが、私はムリでした。

本書ではクレジットカードの注意点と上手な使い方が紹介されています。

【注意点】
・お金がなくても買い物ができる

・支払期限が分からなくなる

・自分の支払い能力を超えて使ってしまう危険性がある

・リボ払いやキャッシングは金利が高い

・計画的に使わないと多重債務に陥ることがある

【利用の心得】
・計画的に使う/毎月の利用上限を決め、支払い可能かどうか考慮した上で使用する

・支払期限を把握する/引き落とし日に残高不足だとブラックリストに

・支払いは一括払いのみ/リボ払いや分割払いは、利息がつく上に、残額がわからなくなる

・明細は捨てない/支払日まで手元に置き、請求書と照らし合わせる


■口座は最低4つ持とう

口座4つ?

そんなの面倒くさいなあ、と思った方もいるかもしれません。

でも、「人間は、自分で思っている以上に意志が弱いから、貯めるべきお金を使い込んでしまわないためには、口座をきちんと分けることが必要」と中村さんは書かれています。

持ちたい口座は次の4つ。

・生活口座/給料の振り込み口座。公共預金やクレジットカードの引き落としを全部ここで管理すると、この通帳をみるだけでお金の流れが把握できる

・緊急費口座/生活費1〜2カ月分を定期預金にし、総合口座にする(普通預金口座が仮にゼロになっても定期預金残高の90%までを充当できる)。

・取り分け口座/銀行の貯蓄預金かネット証券のMRFがおすすめ。金額は年収の1割ぐらいが目安。

・殖やす口座/安全な商品(給料天引きの財形貯蓄や、銀行の自動積立預金など)と投資型の商品(株式投資、投資信託など)



私も複数口座を使い分けていますが、慣れれば何も不便はありません。

今はネットバンキングで残高照会、振込等もできますしね。

非常にお金を管理しやすい時代になったと思います。

■収入の1%を寄付する

これは直接お金を貯める(殖やす)技術とはちょっと異なりますが、とても大切な要素だと思ったのでご紹介します。

カネを寄付するというのは、貯金するよりずっと大変なことだ。

貯金は将来の自分へだが、これは他人へ。

だがこれを実践することで、自分以外のことに目が向けられるようになる。


著者は収入の1%で構わないから寄付しよう、と提唱しています。

私も実は今年初めから毎月微々たる額ですが、某慈善団体への寄付を始めました。

確かに寄付を始めてから、心にゆとりが出てきた気がします。

お金持ちになってから始めるのではなく、いますぐに始める。

そうすることが誰かのためになり、やがて自分のためになる。

「大金を一度きり」ではなく、少額をコツコツと。

このトピックスに関してさまざまな意見があるかと思いますが、私は実践し続けていこうと思います。


【今日のフレーズ】
本は単なるモノではなく、生身の人の語りであるといえます。

そして、読書は単なる情報収集ではなく、人との出会いであり、対話なのです。

そんな機会が、あなたが書店に出向いていくだけで大きく開かれています


【目次】

第1章 今からお金のセンスを磨いておこう!(車をローンで買い続けると、利息だけで500万円 ほか)

第2章 節約はせこい! と思うのは、大いなる間違い。生きたお金の使い方をしよう!(コンビニ貧乏をやめよう。その分を貯金箱に入れたら1年で18万円! ほか)

第3章 最後に残るのは自分が稼いだお金だけ。仕事で実力をつけることが、お金を貯める近道!(健康管理と充電は絶対必要だから、集のうち1日は必ず休もう! ほか)

第4章 25歳で貯金0でも、これからきちんと貯めれば、1億円の道が拓けている!(1%でも高い利回りをめざす。いつまでも不況・デフレは続かない。)

第5章 お金は自分にも投資しよう。だけど自己投資費を飲み代と勘違いしないこと!(いつも同じ仕事仲間とつるんでいたら、人生は狭くなる! ほか)

第6章 1人より2人のほうが貯金も夢もずっと大きくなる(結婚でいいスタートを切るために、独身時代に年収分の貯金をしておこう! ほか)

第7章 将来のことを頭の隅に置きながら、お金のことを考えていこう!(家を買うときの住宅ローンは、年収の4倍が上限。 ほか)

第8章 老後のことはまだ考えなくてもいいけど、その時のために準備しておかなくちゃいけないことはある。(20代、30代で個人年金に入るのは絶対に損! ほか)

【オススメ度】

ひらめきひらめきひらめきひらめきひらめき

とても現実的な本で、すぐにでも実践したいことが満載でした。

10代で出会いたかったなあ。

中村さん、30代の本もよろしくお願いいたします!

最後までお読みいただきありがとうございました!
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posted by 早川洋平 at 06:54| Comment(2) | マネープラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お金って本当に勉強しておかないと、痛い目に遭いますよね。。。
特にクレジットカードは上手に使わないと大変!
私自身、過去に痛い目に遭った記憶があるので、なるべく使わないようにしています(^_^;)
今後の事を考えて、紹介していただいた本を読んで勉強しようと思います!
ありがとうございました。

Posted by 山賊 at 2008年10月03日 21:48
山賊さん、コメントありがとうございました。 今後もわかりやすいマネー本は紹介していきたいと思います! よろしくお願いします。
Posted by yh1043 at 2008年10月03日 22:33
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